スポンサーサイト
--/--/-- (--) --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
修士号取得とお仕事
2010/02/21 (Sun) 01:47:45
論文発表会に当たって、曲がりなりにも数学に取り組んだものとして自分の成果を発表することが楽しみだった。
先生方にとっては数多い学生の論文審査など退屈なものだろうが、だからこそ出来るだけ面白く感じてもらえるといいと思っていた。せめて最後くらいお互い楽しい気分で終われたらと。

論文発表当日、控室にいた学生は知らない人ばかりだった。
復学してから担当教官以外との接点がなかったので、同じ研究室の人すら初対面だったのだ。

先に発表を終えた人たちが

「質問が一つも出なかった」
「(先生方の、論文に対する)興味ないオーラが伝わってきて萎えた」

等と話していたのでますます、話を聞いてもらうことに意識を向けようと思った。

ところが自分の番が来て会場に入った途端、秋に結婚式二次会の幹事をした時の新郎が目に入った。
大学のスタッフになっているとは知っていたが、自分の発表を聞いてもらえるとはラッキーだった。

「確かこの人、二次会幹事の件で『この御恩は一生忘れません』と言ったよな」
とニヤリとした、
というのは嘘で、
興味をもって聞いてくれる聴衆が一人はいるということにニヤッとした。

発表は聴衆の顔を見て、理解できるようにスピード等を気にかけながら話した。
そのおかげか最後の質疑応答では話の内容に興味を持ってくれたような質問がいくつも出て嬉しかった。

短い発表時間だったが質疑応答を含めると、自分の言いたいことは全て言えたと思う。
総じて、修論発表は楽しんで出来た。

そして、孤独な学生生活に幕を閉じた。

発表を終え余韻を味わう間もなく急いで電車に乗り夜までバイトを二つ掛け持ちし、家に帰ってビリーズブートキャンプをやったら翌日風邪を引いてしまった。
気が張っていたのが緩んだというのか、あるいは過労か。
・・・ビリーズブートキャンプなんかやるんじゃなかった。


さて今回、修士号を取るのを楽しみにしていたのには理由があった。

プログラミングのバイト先で数学を使う仕事があったときに手伝わせてもらえるよう上司にアピールするいいきっかけになると思ったからだ。

修士号取得が決まってすぐ、報告として上司にメールを書いたところ、ちょうど二次元バーコードのデコードの仕事があるということで手伝わせてもらえることになった。
復号過程での誤り訂正処理は数学の話なのだ。
納期は三週間後!

そういうわけで修論発表が終わって一休みどころか数倍忙しくなったけれど、やりたい仕事に関われてとても充実している。
三年前は、退学も休学も変わりないと思っていた。
大学に行くことがストレスで、あと半年我慢すれば修了できることは分かっていても人前で発表することを想像しただけで嫌になっていたのでいっそ退学しようかと思った。

その時「退学だと将来どこかに履歴書を出したときに、物事を最後まで出来ない人だと思われてしまう」と言って休学を勧めてくれた人がいた。
自分の場合はそれが本当に良かったようだ。
長い長い休学期間の間、三年後には最後までやってみせようという支えになった。

ブランクを背負い仕事と掛け持ちで忙しい思いをしながらも今論文を書いて修了するほうが、三年前に修了するよりもずっと楽しめたし幸せだった。


「学部生のうちに免許を取っておいたほうがいい」
「あと半年で卒業できるなら早く卒業してしまえばいい。ブランクが開くと大変」
「若いうちに遊んでおいたほうがいい」

はっきり言って、そんなもんは人によるので、自分の場合にはすべて当てはまらなかった。
そういった善意のアドバイスにうかうかと惑わされないほうが幸せになれるようだ。
未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<墓読み、人間、生きること | ホーム | もうすぐ論文発表会>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://kerorou.blog84.fc2.com/tb.php/142-979e265f
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。