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辻村深月の小説を読んで、そして募金について
2014/11/03 (Mon) 00:27:09
一番最近読んだ辻村深月の本は「ゼロ・ハチ・ゼロ・ナナ」。
両親に大事に大事に育てられてちょっと世間からずれてしまった女性をめぐる話で、私も読者として、こんなに愚かで近視で甘えた子には苛々するなという感想を持っていた。
だけど今週は、私自身が他人から愚かでズレてると思われているのかな、という出来事があった。

私は5年ほど前にワールド・ビジョン・ジャパンのプログラムに参加して、タンザニアの女の子のスポンサーになった。

今週、同僚と雑談をしている時に「タンザニアってアフリカだっけ?」みたいな話になって、タンザニアの子に寄付をしたことがある(というか実際は今もしてるんだけど)という話を漏らしてしまった。
こういった話をすると
「すごいね、偉いね。私もお金に余裕ができたらそういうのもやりたいとは思っているんだけど・・・」
なんていう反応もあって、それはそれで苛つくのであまり話さないようにしている。
ただ、今回はその人にそのことを詳しく聞かれたので、純粋に興味があるのかな?じゃあ隠すことでもないな、と思ってありのままを話すことにした。

「4,500円?月に!?それって絶対ほとんど組織がピンハネしてるでしょ。しかも毎月ずっと続くなんてボロいっすね。めちゃくちゃ儲かって、いい商売ですねー」
そしてその場でスマートフォンで為替レートを調べて
「1タンザニアシリング0.06円だって。0.06円」
と教えてくれた。

ああ、確かに、私にはそういう発想はなかった。

自分の見たいものだけ見て自己満足している愚かな人間だと思われているんだな。

確かに、為替レートや収支計算書だって気にもしていなかった。

そんな自分だからほとんど何にも言えずただ組織から届いた活動報告書にあって記憶に残っていたことのうち、
「その子にだけお金が行くんじゃなくて、地域に医療センターができたんだって・・・」
と、弱々しく言うのが精一杯だった。
「医療センターねえ。それ建てるのにどのくらいかかるんでしょうね。個人でお金出して、そういう地域に医療センター建てた人もいるらしいですよ。やってくださいよ」

ここまで来て何と言うのかな・・・
頭の回らない愚かさを責められているのかな
それとも私のことが嫌いで見下したいのかな
と、もう何にも言えなくなった。

私は卑小な人間で寄付を始めるときにも葛藤はあったし、金額だけじゃなくてかけられる手間にも限度がある。(そして自分の経験から、男の子よりも女の子を選んで支援しようというちょっぴり個人的な思いもあったことも思い出したっけ・・・)
実際に日々の生活でタンザニアの子を気にかけるよりも自分自身の仕事や生活に心を注ぎたいという点は誤魔化す気も全くない。

個人的には、「子どもとの直接の交流を!」みたいな甘い言葉や、ユニセフで「募金すると自分の住所と名前の入ったシールがもらえる!」みたいなモチベーションの上げ方は否定しないどころか乗ってしまうタイプだ。
「そんなシールを一人82円もかけて郵送するのと同じお金で支援地域ではこれだけのことができるのに、愚かで偽善的」という意見もあるだろうけれど、敢えて。
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